【重要インフラのセキュリティを保護】CPS(サイバーフィジカルシステム)のセキュリティサービス「CPS Dome」を提供開始
2021.07.12
〜イスラエルRafael社の最先端技術を用い、複雑な産業システムのセキュリティ保護に貢献〜
アスピレイション株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:石塚 宏一 以下、アスピレイション)は、重要インフラや製造工場、自動運転など様々な分野で利用が進む、サイバー空間と物理空間を連携させる先進システムであるCPS(サイバーフィジカルシステム:Cyber Physical System)のセキュリティ強化を目的とした、イスラエル最先端のセキュリティサービスである「CPS Dome」の提供を開始いたします。
今年5月にアメリカの大手石油パイプラインである「コロニアルパイプライン」が受けた大規模なランサムウェア攻撃をはじめ、世界中の重要インフラや企業の製造工場などが高度なサイバー攻撃の標的となる事例が多発しており、そのオペレーションの停止による経済への打撃や日常生活への多大な影響が生じています。
これらのインフラなどのオペレーションにおいては昨今多くの組織でITネットワークと物理的環境の情報やセンサーからのデータを組み合わせたCPS:サイバーフィジカルシステムを活用されているケースが増えていますが、そのシステムを構成する機器が非常に多くなることや、組み合わせの複雑さなどから、セキュリティ対策にも専門的な知識や技術が必要となり、結果的に適切な対策がなされないまま運用され、その脆弱性をついたサイバー攻撃の標的とされてしまう事例が多く発生しています。
そのような状況を受け、アスピレイションでは業務パートナーであるイスラエル国有の防衛・セキュリティ企業であるRafael社がこれまで数多くのイスラエル国内及び各国の重要インフラや産業施設へのセキュリティサービスの提供の経験に基づき開発した、CPSの保護に特化した専門サービスである「CPS Dome」の提供を開始いたしました。これにより、エネルギー、輸送、製造、農業など多くの業界のお客様へ最新のサイバーセキュリティサービスをご利用いただけます。
【CPS Domeサービス内容(一部)】
・組織のアセットと関連する脅威のマッピング
・リスクアセスメント
・ペネトレーションテスト
・ネットワーク保護
・OTセキュリティ
・各種国際基準等への準拠支援
その他、お客様のシステムに合わせて最適なセキュリティソリューションを提供いたします。
サービスの詳細については、是非一度お問い合わせをいただけますと幸いです。
【Rafael advanced defense systems社について】
イスラエルの建国以来、防衛関連業務に70年以上従事するイスラエルの国有企業。防衛装備品などの製造のほか、サイバーセキュリティ領域においてもイスラエルのナショナルCyber Emergency Response Team(CERT)のプライムコントラクターに任命され、CERTの設計、開発、実装、運用を行うなど、サイバーセキュリティ世界最先端のイスラエルの中でもトップレベルの技術と実績を誇る。
イスラエル国土を防衛するミサイル迎撃システム"Iron Dome(アイアンドーム)"の開発企業であり、同システムの技術及び運用ノウハウを活かしたドローン検知及び抑止システムである”Drone Dome“はイスラエル内の重要施設の他、世界の主要空港や警察、軍隊などで採用されている。
2021年4月にはUAEのテック企業G42とAI技術に関する合弁企業の設立を発表。グローバルでのビジネスを拡大中。
https://www.rafael.co.il/
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