【自然災害発生時の状況把握や重要インフラの監視に】イスラエル最先端のAIを用いたデータ分析システム「ImiSight」を提供開始
2021.12.13
アスピレイションではこの度、戦略的業務提携パートナーであるイスラエルのRafael Advanced Defense Systems社が開発、運用する画像分析プラットフォームである「ImiSight(イミサイト)」の提供を開始いたしました。このサービスをご活用いただくことにより、自然災害発生時の特定地域の被害状況の迅速な把握や、災害前後の詳細な変化についての分析業務などにお役立ていただけます。既に米国においてハリケーンや竜巻による被害状況の分析により、救援活動、復興、保険等の業務に活用されております。
大雨による洪水や地すべり、大地震による家屋の倒壊など、近年大小様々な自然災害が頻発しています。一方、それらの災害発生時の被害状況の正確な把握や、災害後の被害詳細の確認、及び分析には事前のデータとの比較や現場での詳細な調査などのために多くの人的リソースや時間が必要となることなど、多くの課題を抱えています。
そのような状況を受け、アスピレイションではパートナーであるイスラエルのRafael社がこれまで国土防衛分野で培ってきた実績や、イスラエルを始めとする各国での災害対策支援などの経験に基づき開発した、衛星画像や航空画像など様々なデータを統合可能な分析プラットフォームである「ImiSight」の提供を開始いたしました。
【ImiSightシステム概要】
・独自開発のアルゴリズムにより、自然災害等により被害が発生した地域を自動検出
・衛星画像、航空画像、ドローンでの撮影画像などのデータを統合し、特定地域の状況を分析
・災害前後の画像を比較することで、正確な被害状況の把握が可能
・重要インフラなどの定点観測により、設備の劣化や異常を検知
・モバイルアプリケーションとの連携により、オペレーションセンターと現場でリアルタイムのデータ共有 等
サービスの詳細については、是非一度お問い合わせをいただけますと幸いです。
【Rafael Advanced Defense Systems社について】
イスラエルの建国以来、防衛関連業務に70年以上従事するイスラエルの国有企業。防衛装備品などの製造のほか、サイバーセキュリティ領域においてもイスラエルのナショナルCyber Emergency Response Team(CERT)のプライムコントラクターに任命され、CERTの設計、開発、実装、運用を行うなど、サイバーセキュリティ世界最先端のイスラエルの中でもトップレベルの技術と実績を誇る。
イスラエル国土を防衛するミサイル迎撃システム"Iron Dome(アイアンドーム)"の開発企業であり、同システムの技術及び運用ノウハウを活かしたドローン検知及び抑止システムである”Drone Dome(ドローンドーム)“はイスラエル内の重要施設の他、世界の主要空港や警察、軍隊などで採用されている。
2021年4月にはUAEのテック企業G42とAI技術に関する合弁企業の設立を発表。グローバルでのビジネスを拡大中。
https://www.rafael.co.il/
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