アスピレイション代表、石塚宏一がOECD主催「ASEANにおけるデジタル・ファイナンスに関するラウンドテーブル/Roundtable on Digital Finance in ASEAN」にて登壇
2024.04.30
2024年3月18日、弊社代表取締役の石塚宏一が韓国ソウルで開催された、OECD主催の「ASEANにおけるデジタル・ファイナンスに関するラウンドテーブル/Roundtable on Digital Finance in ASEAN」に参加し、スピーカーとしてプレゼンしました。
内容は「金融セクターにおけるサイバーセキュリティ/Cyber-securityin the financial sector」と題し、サイバー脅威状況、アクティブ・サイバー・ディフェンス強化の為の状況把握とサイバーハイジーン、OSINT脆弱性検知の重要性に加え、生成AI普及による新たな脅威の発生、量子アタック及びその対策などに関しても言及致しました。
ラウンドテーブルでは、下記の近年増え続けているサイバーの脅威について専門家の皆さまとディスカッションいたしました。
‐デジタル化された金融商品は、市場とその参加者をサイバーセキュリティリスクの増大にさらす可能性があり、サイバーインシデントは世界の金融システムの安定を脅かすことになる。
‐特に、大規模な詐欺、欺瞞、市場操作戦略に利用可能な高度なAIモデルやメカニズム(ディープフェイクなど)の出現を考慮すると、サイバーレジリエンスの範囲に対する脅威は、頻度、高度化ともに急速に拡大している。
‐暗号資産市場に関わるインシデントなど、サイバーセキュリティの脅威に関する最近の動向に焦点を当て、これらが金融市場に与える影響と、地域レベルおよびグローバルレベルでの政策対応について。
アスピレイションとしてこのような会議に参加し、ASEANから代表される皆さまにサイバーセキュリティ対策を共有できることを嬉しく思うと共に、今後も引き続き日本国内外のサイバー脅威に対しての防衛強化に貢献していきたいと思います。
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