セキュリティ大国「日本」の実現を目指す
2021.01.13
アスピレイション株式会社代表取締役の石塚宏一です。
新年が明け、はや2週間ほど経過いたしましたがいかがお過ごしでしょうか。本年、西暦2021年は新たなる時代への転換期の始まりの年として、後の世に記憶されることとなるでしょう。新型コロナウイルスへの感染予防対策により、人々の働き方、生活のパターン、勉学の仕方が変わると共に、社会は企業家の経営戦略、起業行動にも大きな変革をもたらしていきます。そして、国家は感染予防対策、経済活性化に加え、新時代のセキュリティ対策を国家安全保障の観点からも考える必要が求められていきます。
2020年は、政府、民間を含め、多くの組織にとって、地震や台風などの自然災害対策に加え、コロナ感染対策とサイバーセキュリティが危機管理上の最重要管理事項となりました。これらに将来起こりえるドローンによるテロ攻撃対策を加えれば、国家安全保障上、より一層堅固な危機管理対応になります。
英語のセキュリティ = Securityは“精神的な心の平穏”を意味するラテン語のSecuritasが語源です。ローマの初代皇帝であるアウグストゥスによって成し遂げられたパクス・ロマーナ即ち“ローマによる平和”がもたらしたものは、人々の心の平穏です。心の平穏が成し遂げられたことで文明の繁栄も起こりました。セキュリティは文明の繁栄、人類の発展の上で不可欠なものです。サイバー攻撃に対しても、ドローンによるテロ攻撃に対しても十分な抑止力を持ち、攻撃を成功させないことがセキュリティの目的とするところです。抑止力を高め、強力なセキュリティを保持し、いかなる攻撃も実質的に成功させない状態をパクス = “平和”と呼ぶのだと思います。この美しい国、日本の平和を恒久的に継続する為、セキュリティ大国日本の確立は必須です。
この度、そのセキュリティ大国日本の確立に向けた提言として、以下の雑誌へ寄稿をさせていただきました。イスラエルをはじめとするグローバル最先端のセキュリティ手法や最新のサイバーインシデント事例なども紹介しておりますので、是非ご一読いただけますと幸いです。
■掲載誌:軍事研究 2月号
■記事タイトル:世界最先端のサイバーセキュリティ体制を構築 セキュリティ大国「日本」の実現を目指せ
https://gunken.thebase.in/items/38135281
よろしくお願いいたします。