【メディア掲載】CEO石塚のコメントが紹介されました
2020.10.21
10/21(水)SANSPO.COM掲載の、東京五輪を標的としたサイバー攻撃に関する記事にて、弊社CEO石塚宏一のコメントが紹介されました。
■記事:
【専門家の目】
石塚宏一氏「最先端の攻撃手法を踏まえ、第三者にセキュリティー診断を」
https://www.sanspo.com/sports/news/20201021/oly20102107300001-n1.html
記事にもありますように、サイバー攻撃は世界的に急増しており、日本においてももはや対岸の火事ではなく、安全保障上の緊急重要課題となっています。攻撃ターゲットは大企業から中小企業にも及び、その手法は多様化かつ巧妙化しています。特定の組織を狙った標的型攻撃などを含め従来の防御では防ぎきれないケースも増えています。
来年のオリンピックに向け、様々な組織的サイバー攻撃として、ランサムウェア、知的財産及び個人情報の漏洩/消去、金融資産の盗難、そしてインフラへの攻撃などが考えられます。
セキュリティシステムやソフトウェアの導入も重要ですが、運用体制等も含めた組織全体としてのセキュリティが機能しているかチェックすることが必須です。やるべきことは最先端の攻撃手法を熟知したセキュリティ知識に基づく、組織全体へのセキュリティ診断をシステムベンダーではない第三者に定期的に実施してもらうことに尽きます。ファイアウォール内のセキュリティ診断に加え、ファイアウォール外、特にダークウェブなどでやり取りされる攻撃予兆の検知や漏洩情報などの確認をすることも今後の潮流となっていきます。
まずは意味のある診断を実施した上で、その組織に合わせた最も適切なセキュリティ体制を構築していくことが可能になります。
●以下、参考情報として、オリンピックを標的としたサイバー攻撃関連の記事をご紹介します。
・ロシア、東京五輪関係団体にサイバー攻撃 英政府が発表
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO65204130Q0A021C2000000/
・リオ五輪では数千万回の攻撃、サイバーテロを防げ
https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/00129/031300025/
・平昌冬期五輪を、さらなるサイバー攻撃が襲った──マルウェア「Olympic Destroyer」の正体
https://wired.jp/2018/02/16/olympic-destroyer-malware/
・2020年東京オリンピックを最大規模のサイバー攻撃が襲う!?
https://finders.me/articles.php?id=135
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