
アスピレイション、Forward Edge-AI, Inc.と戦略的パートナーシップを締結
2025.08.13
アスピレイション株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:石塚 宏一 以下、アスピレイション)は、米国企業のForward Edge-AI社と戦略的パートナーシップを締結したことを発表します。
Forward Edge-AI社は、米国の国家安全保障局(NSA)との共同設計およびライセンス契約/特許取得済みのアーキテクチャとAIソフトウェアによって強化されたNSA(米国National Security Agency)技術を有した量子耐性型暗号化プラットフォームを提供しています。
NSAはコアとなる知的財産(米国特許第11,588,798号B1)を保有し、その後、Forward Edge-AI社はコア設計に加えた改良(ガルバニック・アイソレーション)に基づき、独自の特許(米国特許第12,255,995号)を取得しました。ガルバニック・アイソレーションは電源を介した攻撃への対策技術です。
防衛、銀行、医療、そして重要インフラ分野は、国家主導の攻撃者によるサイバー脅威、そして間もなく到来する量子サイバー脅威の高まりに直面しています。これらの攻撃者は、現在の暗号通信を傍受・保存し、将来的に量子コンピュータを使って解読する能力を持っています。しかしこの問題は、旧式インフラ、断片化された調達体制、そして空・陸・海・宇宙すべてに対応可能な輸出可能ソリューションの欠如により、依然として解決されていません。
ソフトウェアだけの防御では通用せず、公開鍵基盤(PKI)は崩壊します。そして「Qデイ(量子コンピュータが現在の暗号を突破する日)」が訪れたとき、侵害を封じる「第二の機会」は存在しません。
Forward Edge-AI社が開発したソリューションは、NSA (米国NationalSecurity Agency)の独創性から生まれ、Forward Edge-AIによって育てられた、自由世界のためにスケーラブルに展開可能な量子耐性型暗号化プラットフォームになります。
l 国家安全保障局(NSA)との共同設計およびライセンス契約
l 低コストでクレジットカードサイズ、かつ陸・海・空・宇宙すべての領域で実証済み
l ゼロトラストを標準装備、暗号技術に柔軟に対応可能
l PKI/KMI、証明書、およびそれに伴う認知的負荷を排除
l AI駆動の市販ハードウェア(COTS)を使用
l 手頃な価格で量産可能な量子サイバーセキュリティ保護を実現
l 衛星、IoT機器、サーバーラックまで、あらゆるフォームファクタにスケーラブル
l 輸出が認可された唯一のCNSA 2.0準拠、量子耐性を備えた暗号化デバイス
現在この技術を活用している政府機関には、NSA(本部フォートミードのICS/SCADAシステムを保護)、米空軍(太平洋空軍を含む複数部門)、米海軍、特殊作戦司令部(SOCOM)、宇宙軍が含まれます。最近、米陸軍からも採用決定の通知も受けた実績があります。他にも下記の組織が検証・実証を実施中または完了しています:
l AFSOC(米空軍特殊作戦コマンド、アイダホ研究所)、Cubic、Microsoft、Lumen Technologies による厳格な検証を実施 ※Juniper、Nokia、Spirentといった業界最先端の機器を用いて実施
l 台湾の国家安全局(NSB)によって独立検証・承認済み
l 陸・海・空・宇宙にわたる実地試験を完了:
- 米空軍 NC3コミュニティ(核指揮・統制・通信)
- SOCOM(特殊作戦軍)
- 宇宙軍(Space Force)
- Rogue Space Systems
- DARPA(米国防高等研究計画局) NOMARSプロジェクト
- 米海軍 M80 Stiletto 無人艦艇
Forward Edge-AI, Inc.の詳細につきましてはホームページをご覧ください。
お問い合わせ先:
アスピレイション株式会社