アスピレイション株式会社

SDGsに関する取り組み「シングルマザーのキャリア支援プログラム」について(前半)

2019.07.30.Tue
「子供のためにも、未来の暮らしに、安心安全を届けたい。」
アスピレイション株式会社のSDGsに関する取り組み「シングルマザーのキャリア支援プログラム」の第一号に選ばれた矢野博子さんに、サイバーセキュリティ業界との出会いや入社のきっかけについて語っていただきました。

◯未経験・シングルマザーが何故サイバーセキュリティ業界に?? ─────
「情報漏洩や交通事故についての関心はありましたが、サイバーセキュリティに興味を持ったのは最近なんです。近年モノレールの逆走事故など鉄道関連のニュースも記憶に新しく、鉄道関係のセキュリティはどうなっているのかな?などの興味はありましたが、当社との接点は、実は子供のバレエなんです(笑)。

当社の代表石塚は長年ソニーで海外ビジネスにも携わってきたのですが、彼が大切にしてきた考え方にSDGsがというものがあります。これは、2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発目標」であり、その理念は「誰ひとり取り残さない」ことです。

石塚はソニー勤務時代はお米1トンをカンボジアに寄付する取り組みや、退職後は自身の会社の売上の一部を世界の子供たちのために寄付をする他、子供達の可能性を広げる創作バレエ(地球TERRA)のプロデュースをしていて、私の子供がそのバレエにお世話になっていて、今のつながりができたんです。」

◯出会いはセキュリティとは無関係だったのですね。─────
「はい。自身の話で恐縮ですが、私は発達障害の子供をがいるシングルマザーです。諸事情もありで、パートで生計を立てていて、生活は苦しいです。環境を改善しようと、子供と離れて暮らすこと(出稼ぎ)も考えましたが、子供の面倒を見てくれていた母も疲弊していく中では出稼ぎは選択できず、環境は変わらないまま。何度も心が折れそうになりました。

そんな時、石塚さんから子供にバレエを習わせてみないか?という話があり、バレエに通わせました。しばらくして、会社を立ち上げるから、そこで働きながら子供と向き合っていかないか?とお誘いいただいたのが2019年の5月頃でしょうか。話を聞くとサイバーセキュリティサービスを扱う会社だと聞いて私には無理だとお断りしました。」

◯何が入社の決め手になったのですか? ─────
「二つあります。石塚さんの話の中で、SDGsの実現や、人々が安心して暮らすためのテクノロジーの進化を支えるものに、サイバーセキュリティは大きな役割を果たすという内容を聞かされました。

確かに、今さまざまなニュースを目の当たりにしますが、例えば病院がハッキングされると人が死んでしまう。普段使っているバスや電車といった交通インフラもサイバー攻撃を受けると、それこそ大事件につながるということは私にも想像はできました。そこで、私は子供たちの明るい未来のためにサイバーセキュリティの普及に努め、より安全な社会作りに貢献したいと思ったんです。

とはいえ、パート経験ばかりで、セキュリティベンチャーで活かせるような専門スキルも特にありませんでしたので、何度もオファーはお断りをしました。しかし、石塚さんがSDGsの理念にのっとってキャリア支援プログラムを作るから、そのモデルケースとして自分の可能性を広げるチャレンジをしないか?と引かないんです。

そんな時、ふと家庭に目を向けると、小学2年生から不登校だった子供も中学校に通い始めたんです。5年ぶりのことだったのでとても嬉しくて。家庭環境がガラリと変わり、親子共々、変化を感じています。子供も大きなチャレンジをしているのだから、私も頑張ろうと思い入社を決めました。」

■矢野 博子
高校卒業後、ホテルから居酒屋まで様々なサービス業界での経験を経て、2003年からは万葉の湯で「足流療術師」として勤務。2007年から2019年6月まで不動産会社でバックオフィスとしてパート勤務。2019年7月からアスピレイションの「シングルマザーのキャリア支援プログラム」第一号として参画。50歳。シングルマザーとして発達障害の子供を養っている。

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